トイレ後に必要以上に砂で隠すのは綺麗好きな証拠?

ようこそ、むらまさです。

多くの猫の飼い主は、自分の愛情がネコにも理解されていると信じていますが、本当に猫の気持ちを完全に理解していると言えるでしょうか？

・餌を皿の外に出して食べる行動を「単なるいたずら」？
・背中を撫でるとシッポを振る姿を「喜んでいる証」？などなど


実は、これらの行動には、猫特有の感情や意図が隠されているかもしれません。

この記事を読むと、

・猫の行動が持つ隠された意味を知る事が出来る
・猫の間の理解が深まり良い共生関係が望める

この記事を書いたのはこんな人！

本記事を書いている自身は、先住猫ブリティッシュショートヘアとTNR団体のもと2匹の保護猫の猫好きオーナーです。WebライターはWordPress歴2年弱の駆け出しです。ブログ構想歴は長く、やっと良い環境に巡り合えた。現状、副業でブログ開始して間もないが、有益情報を収集し発信していきます。

　

トイレ後に必要以上に砂で隠すのは綺麗好きな証拠?

猫がトイレ後に砂で排泄物を覆う行動は、猫の生活において非常に顕著な特徴の一つです。



猫を飼うとすぐに気づくこの行動は、猫が清潔好きであることを示唆しているように見えますが、実際にはこの習性の背後には、より深い生物学的な意味が存在します。



猫が砂で排泄物を覆う主な目的は、ニオイを減らすためです。肉食動物である猫の排泄物は強い臭いを放ちます。野生の猫では、このニオイが獲物に自分の存在を知らせてしまうため、狩猟の成功率を高めるために排泄物を隠す必要がありました。



この行動は、獲物を捕まえるための待ち伏せを効果的に行うための戦略の一環として発展しました。ペットとして家で飼われている猫も、この本能的な行動を引き継いでいます。



家の中でのトイレ使用後に砂をかけることで、排泄物を隠し、その場所の清潔さを保とうとします。ペットシートを使用する家庭では、猫がシートを折りたたんで排泄物を覆う行動も見られます。

一方、外で生活する野良猫の場合、この行動は特に目立ちます。公園や神社など、猫が頻繁に訪れる場所では、犬の排泄物はよく見かけますが、猫のものはほとんど見つかりません。これは、猫が自分の排泄物を隠す行動を取るためです。



地域によっては、特に支配的な立場にある雄猫が自分の排泄物を故意に隠さないこともあります。
これは、その地域における自分の地位を示す行動と解釈されています。社会的地位が高いと自認する猫ほど、排泄物を隠す行動をとらない傾向があり、逆に下位の猫は熱心に排泄物を隠すことが多いとされています。



猫のこの行動は、単なる清潔好きというよりも、彼らの野生の本能と狩猟行動、そして社会的地位を反映していると考えられます。飼い主として、これらの行動を理解し、猫の自然な本能を尊重することが、健康的な共生には不可欠です。猫のこのような行動を見ることで、飼い主は愛猫の本能と性格をより深く理解することができるでしょう。

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